コンサルタントに依頼したときの経験(#3)

A社のある事業部では事業部長の意向で組織風土改善はやらず、

テクニカルな部分のサポートに特化して、

一流のコンサルに①~④の指導をお願いしました。

 

マーケティング研修(確か3か月で数回実施)

 市場調査のため3C分析を行い事業戦略を作成する

 

バランススコアカードの作成と運用

 ・戦略マップ作成

 ・戦略シナリオに沿って、開発&営業で活動

 

プロマネPMBOKの研修

 

④実践的人材育成

 ・組織機能の定義、幹部のコンピテンシー作成

 ・1年間定期面談を実施

 

開発プロセスの改善

 ・キーマンからヒアリング実施し、

  改善案を作成(経営会議で却下)

 

⑥情報の共有化、管理のルール化

 ・会議の改善

 ・議事録の改善


特に①、②の指導をお願いしたのは業界でも有名な超一流の方で、

非常に分かりやすくノウハウを説明して頂きました。

ただ、その人の研修で求める次回までの課題が全く出来ず、

次のステップに行くことが出来ませんでした。

サボっているわけではなく、能力的に追い付かなかったのです。

 

そのコンサルの意見でも、やはり一人一人のビジネススキルが

低すぎる、マネージャーのマネジメントスキルが低すぎる。

時間をかけて地道にレベルを上げていくしかないのではないか、

とのことでした。

 

最終的に、1年かけて作成した事業戦略を経営会議で説明し、

「この程度のことなら誰でも知っていることだ。」と言われ、

事業部長が主体となった、実務に沿った改善活動は終了となり、

人事や業務部が企画運営する「研修」中心で、

題材を実際のプロジェクトで行うスタイルになりました。

 

この研修を行うコンサルはコンサルというよりは、

専属トレーナーと言った雰囲気の方々で、

特に何が専門というわけではない感じでした。

私が退職後も何期か継続後、終了したそうです。

 

レベルが低くても、事業計画は作らないといけないし、

日々の実務は止められません。

そのレベルを引き上げようとしたら、

基礎的なビジネスレベルが低いからできないと言われる。

通常業務から切り離した研修では、

効果が実務に反映されるのに何年もかかりそうで待てない。

その後、外資に転職して様々な問題に直面し、ほぼ3か月以内に

改善していきました。

その改善方法とは、ファシリテーションの発展型で、

人の思考の本質的なツボの部分を押して動かす方法です。

A社での苦悩の日々も無駄ではなかったと思います。 

(別項で書きます)